天然水のビール工場へ取材に行きました

サントリー天然水のビール工場へ取材に行きました。武蔵の東京ブルワリーは、プレミアムモルツの大工場です。

僕の企画した取材というわけではなく、同伴者の趣味を兼ねたいろんなあれやこれやに着いていき、見識を深めようと思い同行した次第です。ちなみに予約は2人から~35人までできますよ~。
サイトはこちらです

受付にいらっしゃる案内役の方々のスーツ、ジャケットはビール色! スカートはプレミアムパープル! つまりプレミアムモルツの色なんですよ。すごいね、もうプレミアムモルツなんだろうなあ(何が?)。
で、奥に見える売店にはこの工場で作られているプレミアムモルツなどが、工場限定のおつまみなどと一緒に販売中。

■プレミアムモルツ■

工場見学の基本はまず、何をどうする場所なのかを把握すること。そのために、10分ほどの工場長や醸造に関する技術者たちの思いなどを知るところから始まります。
何年も掛けて濾過されてきた天然水と、ダイヤモンド麦芽(という硬い品種)、それに選りすぐりのホップで作るこだわりと言うことが、ひしひしと。

工場内の見学工程の際に、実際の素材を見せてもらいました。

■ダイヤモンド麦芽■

案内役のスズキさんいわく「そのまま食べられますよ」とのことで、見学者たちでボリボリと食べました。うん、硬い! さすがダイヤモンド。……と思った矢先に、甘い味がホワ~ンと。唾液と混ざることによって甘みが生まれるのは「うん、麦!(というか穀物)」という感じが。お米の甘さよりパンの耳の甘さに近いかなあ~。

■ホップ■

寡聞にして……というか、この標本を見て頂くとたぶんわかりやすいのですが、ホップってツル科の植物で、じぶんてっきりコレって実かと思ったんですが、花(の集まり)だったんですね。このとき知りました。あの独特の苦みや香りは花粉などが詰まってる花の、このホップが決め手とか。しかし花粉って(物質として)安定してるものというイメージがあるけど、味や香りとして出るんだなあ。ああ、まあ花粉団子とかあるしなあ。ものや加工に依るんだろう。そう、忌々しきスギ花粉のように!(シーズン入ってますよね:タイムリーな話題)

■窯■

DEKEEEEEEE! いや、でかい。でかいな~。
同伴者も言っておりましたが、ビールというものは工業化して恩恵をかなり受けた生産品ということで、実際のブツを目の当たりにすると「いや~こんだけあったら飲みきれないな」としか言えない有様になっちゃうのも致し方なく。
煮出しとかホップ入れたりとか、酵母入れたりとか、熱を加えて過剰な醸造を抑えたりとか、その多くは人の感覚によるものですが、けだし大量生産となるとこの工場の存在はすげえなあと唸るわけです。
確かに、工業化の恩恵とは大きな術理に支えられた技の数々にこうも現われてくるわけですよ。

■試飲■

ということで、プレミアムモルツの試飲!
飲む前の香り、味わったときのコク、後味からの香り、この香りコク香りの三連コンボがプレミアムモルツの売りです。味わう前中後を余すことなく責め立てるビールの奔流に舌鼓。いやあ、美味い! 面白い見学を(無料で)させて頂いたので、売り込みくらいはしっかりしておくのが義理と人情! いやあ、ビールを飲むなら――
サントリー プレミアムモルツで決まりだね!

ちなみに見学のクーポン券を持って行くと、試飲会場で記念品が貰えます。
うわーい。
■記念品のグラス■

たのしかったよ~。

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