お姫様の騎士(封印)

111728_166564568_1largeB5 120ページ 800円
本文 西紀貫之
表紙 石垣環

●おはなし●
前作「娼婦たちの騎士」の後日譚。
継承問題に絡むすべてを胸に、剣の師の伝手で北の亜大陸に渡ったクライフは、シャール帝国の末姫であるエレアが治める港町に降り立つ。
「『雷魔』として怖れられるエレア=ラ・シャール姫の力となってくれ」
師に頼まれたクライフは彼女へと接触を試みる。そのはてに、シャール帝国の王位継承に絡む問題に巻き込まれ、彼女を守るために剣をとることを決意する。
魔法も魔物も息づく亜大陸を舞台に、孤剣はどう立ち回るのか。
彼のその後を描いた中編作品。

●ひとこと●
娼婦たちの騎士の続編です。
ここから、あの世界の話を書いていこうとしましたが、「怪盗アーバイン対刑事剣士」を書いたときに、ああ、今の自分では連作は無理だ、やはりすべてから書き連ねる1作完結の作品作りを積み重ねないといけないと思い、封印。
納得がいく頃に「完全版」として書き下ろしを含め「シャール帝国編」を出したいと思いますが、そのころにはどうなっているやらやら。

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