平成最後のゴールデンウィークは剣術修行!

GWが始まった四月の末から徹底的な柔軟をこなしつつ、剣術稽古に向けての体作りをしていました。

【5/1 FBから】
実戦剣術会主催のとみ新蔵先生は、基本『要諦』を教え説く方法で鍛えてくれます。なので、通常の流派による形からの術理の読み解きとは別の考え方、練習の仕方があります。特に『ねばり』と『丹田力』ばかりは、言葉や劇画でも容易に説明しにくい術なので、こればかりは実際に体験しないことには理解がしにくい物と思われます。まあそのおかげで実戦剣術会の連中は周囲から「ナンノコッチャ」と言われる始末ですがw 古くは『鉄球の教え』『体の動き』と、様々な流派にある要諦なのですけれどもね(歴史や知識はその手の人に任せます)。
まあこのあれやこれやを文章で説明するにはまだ時間がかかりますが、自分の言葉で語れるようにはなっていくと思います。特に立合いでの動きは如実に厚みが増すでしょう(面白さの要諦を為すなら書き込めるようになります)。

そして明日と明後日は、北海道からいらっしゃる剣士の方との稽古に於いて、僕が打ち太刀を務めます。がんばって打ち込むぞ~。お~!

ちなみに打ち太刀の大役を仰せつかった際に、打ち込みのテストが。まずまずの贔屓目の及第点ギリギリは頂けました。くっそー、もっとじょうずになっちゃる。

ということで明日も頑張ります。さっそく内ももの筋肉痛の気配にビクビクです。保つかなあ……w

【5/2 FBから】

実戦剣術会、二日目の稽古日。禅士曰く「明日(今日)は他に誰もおらんのですわ~」と言っていたので、僕と北海道からいらっしゃった剣士のKさんだけかな? と思ったら、日付を勘違いしてたらしく、手裏剣世界一のKさんと、スイスからいらっしゃったBさん、それに武神Sさんの三人を加えた六人での稽古になりました。

ひたすら躱し打ちの仕太刀打太刀。から竹割り、突きを半身で躱し抜き打つ。打ち込みをいなし関節をとり、刀を振るように相手を体で落とす繰り返し。鞘付き木剣での居合いの要諦とまあ様々に見えて『正対から半身』をひたすらに。ひたすらに。

亡き先輩である和気師範の残した居合の妙技を伝授してもらった。これは伝えたがり教えたがりの禅士には珍しく、「他にはおいそれと教えないでくださいね」と念を押されるほどの妙技。確かに早く速く威力も出るし、なにより打たれない。なるほど確かにと、これを足がかりに色々考えて稽古を積む必要があるのは確かだ!(この妙諦については生地にすることも作品に書くこともないでしょう)

 明日は最終日。
明日は雨なのうえに稽古場所として使わせて頂いている地区会館が予約でいっぱいだったので、明るい時間のうちに屋根のある屋外で行うことになりそうです。
禅士と、北海道の剣士Kさんと、僕。
打ち太刀も仕太刀も頑張ろう。うん。

【5/3 FBから】
 実戦剣術会稽古最終日。三日間の集中稽古も今日で終わり。本日は北海道の剣士Kさんと僕、とみ禅士の三人での稽古でした。地区会館は借りられなかったので、天気が良いということもあり、すぐ前の雑木林の中での稽古。三日間のまとめと言うこともあり、二日間の練習を踏まえた上での『槍vs槍』『槍vs刀』『刀vs小太刀(はなかったのでナイフ)』などをこなし、休憩を挟み『抜き付け(二種)』『丹田力によるネバリ』『確認のための圧力合戦』、その後合間合間に座学を交えての締めでした。

ちなみに丹田力のテスト、点数は48点でした。ネバリは入ってる模様。

この言葉では表しにくい『丹田力』を明文化しようとこのところ(というか長年)頭をひねっているのですが、近々少し言葉に出来そうな予感がします。魔法でも何でもないです。技術です。僕は思います、『丹田』という言葉の中にある、『丹田から力を出す(≒おへそから動く)』としか言いようのない現象の暗喩に視点を固定されすぎているのではないかと。

このあたりの考察はツイッタでもFBでも、ましてや作品でもおいそれと言いませんが、ここは少し丹田力を実感したことのある人たちで話し合い共通言語化できるか知恵を出してもらい、答え合わせをしたいと思います。

恐ろしく実りのある三日間でした。

5/5の高無先生のワークショップでは、あの動きの要諦をしっかり見てくるように言われたので、気合いを入れて行きたいと思います。なので、明日5/4は休日! 体を休めます~。

【5/5 FBより】

平成最後のGW、剣術三昧最終日の本日は、『「武蔵流剣術」DVDフォローアップ体験会Vol.2』に参加しました。

文京区某所で行われた二天一流、武蔵流のDVDで解説されたことを、実際に解説、その他の技術をあわせて体験できる会合です。
DVDはこちら。

今回、その体さばきの中心である『足』を中心に盗みに向かったわけですが、『円相そのものを構成するにあたる身体含む理合のしくみを構成する』という会派独特のイメージというか言い回しというかシステムをその身に宿すためのアレコレと、その行き着く先の足の裏(意味分かりますか? 僕は説明受けても理解と納得の狭間で揺れてますw)の意識がも~ね~あ~う~。

その後の懇親会で質問したり、疑問や解釈の答え合わせなどをしたり、擦り合わせをしたりと、有意義な一日でした。

よーし、二天一流は是で極めた風!(略して是風)
おこられそうだ……w

 ――というような1週間でした!

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