雑司ヶ谷鬼子母神

CnStvHcUMAAgq6c雨が降り始める前に、買い物がてら雑司が谷の鬼子母神参りをしてきた。

梅雨がまだ明けていないせいか湿度は70を超え、日差しは肌を焼く強さだった。それでも参拝客は多く、祭も近いのだろうか地元の方々が櫓を建てていたりして、なかなかの賑わいだった。

この雑司が谷鬼子母神は、NMG文庫から出した「苛憐魔姫たちの狂詩曲」を書くにあったってヒントを得た場所でもあるのです。ご無沙汰していたので挨拶を……と思い、パンパンと手を合わせてきました。懐かしいなあ。『鬼子母神』の『鬼』の字、仏法に帰依したときにツノを取った話から、一画目が書かれないんですよね(写真の『鬼』の字を見て頂くと分かるかも)。ツノをトゲとし、子を思う母の愛をねじ曲げた原因と戦う話を、まあ書いたわけでございます。ああ、こうなったらもうひとつの高岩寺のほう、通称『とげ抜き地蔵』のほうも行かないとなあ。お世話になりました。ほんと。

僕がこの鬼子母神が好きなのは、お稲荷さんもいるし七福神も居るし、仁王さまも出迎えてくれるしと、賑やかなところ。池袋にほど近い場所ですが、そこはもう下町の信仰を集める仏法ギルドっぽい佇まい。

また来よう。

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