●池袋演芸場に落語を聞きに行ったよ!2

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mentaiko.jpg 前回の続きです! いろいろ更新物は貯まっているのですが、ちょっとサーバー認証系でなんやかんやがあって月末ですよhahahahahaha!
 近況というわけでは無いのですが、写真はDJフラの弟さんが九州で買ってきてくれたお土産。ピリっとした辛さでご飯がすすむすすむ! 食べ過ぎると喉が渇くけどね(笑)。博多の辛子明太子、うまーい!(辛いの苦手な家人が多いのでほとんど自分で消費)

 ということで、前回の池袋演芸場において聞いた、落語の感想続きです。

●落語 柳亭左龍
子供の躾は親の務め。子は親の背中とツラと手足をよく見てるよ、という教訓話。
子供に「良い子にしてろ」と言い含め、お参りに連れて行く親父。出店が多い中、子供がいろいろとねだり、親父がそれをはねのけるという図式で展開する。結局、親を見てる子供の強かさと、親父の恐ろしいまでの子供っぽさの対比が面白い。
物を食べたりする演技の時もこの親父、喰い方も汚ェし、いやな舐め方したりするんだ(笑)←褒め言葉ね
「うわきたねえええ(笑)」と思わず失笑してしまう面白さがあったが、ちょっとキモいな、これ(笑)。

●講談 宝井琴調
話の後半になるまで主人公である大岡越前が出てこないのは、どことなく古畑任三郎っぽかったけど、話の解決は「よ、大岡様!」と手を叩く系のアレである。
根底にあるのは馬琴の完全懲悪よりも庶民に馴染みのある勧善懲悪もの。わるい女衒と商人から純愛を守る話。
加藤剛よりも、松方弘樹っぽいほうね(笑)。大岡越前だけど、金さんっぽいんだ。

●漫才 大瀬ゆめじ うたじ
初老の漫才コンビの、「長い演者生活でこんな事があってね」「芸人のあの人、実は――」ネタを。ネタ自体古い物が多かったのだが、「ここだけの話」系のネタは好きなのですごく楽しかった。まあ、どんなものだったのかは、割愛。陰口は陰口じゃ無いと面白くないじゃない!?
僕はここまで聞いて、漫才と講談の方が落語より聞きやすくて好きだと感じたかな。

●落語 柳家喬太郎
喬太郎師匠、本日の一番人気と言うことで。
近所の元悪ガキだったおっさん連中が、主となるおっさんのお父さんの三回忌ということで久しぶりに集まって、昔話などを肴に盛り上がるというお話。
この噺家さん、物凄く上手い。聞いてる自分が「元近所の悪ガキ」として、そこに参加してる錯覚に囚われる。あったこともない、きいたこともない話でも、「あったあった、あったかも!」と思えちゃう巧みさがあった。
話の中であらわになる都市伝説の真実とは……!?
そして「ほんとうのかたみわけ」とはなにか!?
引き込み具合、これは上手い。見習いたい。

●落語 春風亭勢朝
落語定番の落語界いじりネタ。
後で解説聞いたら「ああなるほど」って合点がいったけど、落語素人なので「いまのヨシモトでいじりネタやったら面白かったかもなあ」などと、大変(いろいろ)失礼なことを思う次第。

●落語 柳家さん喬
泥棒である自分のせいで喧嘩になった夫婦を仲裁する話。
「なんか面白い話してよ」という無茶振りに「こんな話があってね」と華麗に切り返しているような様が好きだ。

●俗曲 柳家小菊
(席を外していました)

●落語 初音家左橋
これしってる。「寝床浄瑠璃」だ。
ちなみに、リーフ社の「星の王子くん」おまけシナリオで、歌の下手な社長に付き合わされる部下と友人たちの話、「寝床カラオケ」があるのだが、別の話。
ほとんど同じオチ(笑)。


 最後の方は自転車事件があってあまりチェックできませんでしたが、集中力も切れたかな?
 落語も良かったけど、漫才聞きに行くのも面白いかもしれない。
 ……ルミネ行こうかなぁ。

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