2012年5月アーカイブ

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第129回「She mo it was!」

 129回目でございまして、先日の池袋演芸場のお話。
 ぬわっきょーん!(意味不)
 ちょっと6月から変な更新があるかもしれません。まだ誰にも秘密にしてますが。ががががががが。うふふ。

■写真■
噂の圓丈師匠のファルコム広告。
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 創作談義等に拘らず、おたよりをお待ちしております。
 ラノベ(キャラクター小説)執筆に関する情報や取り組み方など、一緒に考えて行けたら面白いですね。「僕はこうするよ」「構成はこんな感じで書きます」「キャラの特化はこうやっています」などなど。
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mentaiko.jpg 前回の続きです! いろいろ更新物は貯まっているのですが、ちょっとサーバー認証系でなんやかんやがあって月末ですよhahahahahaha!
 近況というわけでは無いのですが、写真はDJフラの弟さんが九州で買ってきてくれたお土産。ピリっとした辛さでご飯がすすむすすむ! 食べ過ぎると喉が渇くけどね(笑)。博多の辛子明太子、うまーい!(辛いの苦手な家人が多いのでほとんど自分で消費)

 ということで、前回の池袋演芸場において聞いた、落語の感想続きです。

●落語 柳亭左龍
子供の躾は親の務め。子は親の背中とツラと手足をよく見てるよ、という教訓話。
子供に「良い子にしてろ」と言い含め、お参りに連れて行く親父。出店が多い中、子供がいろいろとねだり、親父がそれをはねのけるという図式で展開する。結局、親を見てる子供の強かさと、親父の恐ろしいまでの子供っぽさの対比が面白い。
物を食べたりする演技の時もこの親父、喰い方も汚ェし、いやな舐め方したりするんだ(笑)←褒め言葉ね
「うわきたねえええ(笑)」と思わず失笑してしまう面白さがあったが、ちょっとキモいな、これ(笑)。

●講談 宝井琴調
話の後半になるまで主人公である大岡越前が出てこないのは、どことなく古畑任三郎っぽかったけど、話の解決は「よ、大岡様!」と手を叩く系のアレである。
根底にあるのは馬琴の完全懲悪よりも庶民に馴染みのある勧善懲悪もの。わるい女衒と商人から純愛を守る話。
加藤剛よりも、松方弘樹っぽいほうね(笑)。大岡越前だけど、金さんっぽいんだ。

●漫才 大瀬ゆめじ うたじ
初老の漫才コンビの、「長い演者生活でこんな事があってね」「芸人のあの人、実は――」ネタを。ネタ自体古い物が多かったのだが、「ここだけの話」系のネタは好きなのですごく楽しかった。まあ、どんなものだったのかは、割愛。陰口は陰口じゃ無いと面白くないじゃない!?
僕はここまで聞いて、漫才と講談の方が落語より聞きやすくて好きだと感じたかな。

●落語 柳家喬太郎
喬太郎師匠、本日の一番人気と言うことで。
近所の元悪ガキだったおっさん連中が、主となるおっさんのお父さんの三回忌ということで久しぶりに集まって、昔話などを肴に盛り上がるというお話。
この噺家さん、物凄く上手い。聞いてる自分が「元近所の悪ガキ」として、そこに参加してる錯覚に囚われる。あったこともない、きいたこともない話でも、「あったあった、あったかも!」と思えちゃう巧みさがあった。
話の中であらわになる都市伝説の真実とは……!?
そして「ほんとうのかたみわけ」とはなにか!?
引き込み具合、これは上手い。見習いたい。

●落語 春風亭勢朝
落語定番の落語界いじりネタ。
後で解説聞いたら「ああなるほど」って合点がいったけど、落語素人なので「いまのヨシモトでいじりネタやったら面白かったかもなあ」などと、大変(いろいろ)失礼なことを思う次第。

●落語 柳家さん喬
泥棒である自分のせいで喧嘩になった夫婦を仲裁する話。
「なんか面白い話してよ」という無茶振りに「こんな話があってね」と華麗に切り返しているような様が好きだ。

●俗曲 柳家小菊
(席を外していました)

●落語 初音家左橋
これしってる。「寝床浄瑠璃」だ。
ちなみに、リーフ社の「星の王子くん」おまけシナリオで、歌の下手な社長に付き合わされる部下と友人たちの話、「寝床カラオケ」があるのだが、別の話。
ほとんど同じオチ(笑)。


 最後の方は自転車事件があってあまりチェックできませんでしたが、集中力も切れたかな?
 落語も良かったけど、漫才聞きに行くのも面白いかもしれない。
 ……ルミネ行こうかなぁ。

●ふらぶら 第30回

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第30回「―東京都板橋区 フラ自宅―」

実に2ヶ月ぶりのメロディに乗せて、DJフラの旅ラジオ『ふらぶら』第30回をお送りいたします。
今回の話題は4月21日・22日に山形県天童市で行われた人間将棋(とイーグルス対ファイターズの二軍の試合)
気付けばもう春も終わろうかという時期ですが(苦笑)天童の春を感じていただければと思います。by DJフラ
■動画■
ボイスレコーダーで収録した対局時の音声に一工夫、Adobe Premiereで撮った写真を重ね加工してムービーにしてみました。楽しそうな人間将棋の雰囲気、伝わりますでしょうか?

■写真■
会場には愛すべき「将棋バカ」の熱気が溢れていました
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抽選で選ばれた駒武者の方々。華々しい役目を終え、明日からはまたそれぞれの戦いに臨むのです……
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百人指し会場にて、右が佐藤天彦七段で左が広瀬章人七段。一見普通の兄ちゃんですが将棋盤の前だとやはり並ならぬ雰囲気があります
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同、上田初美女王。毛布を抱え洟をすすり、女王形無しとなるほどの寒さでした(苦笑)
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■アルバム■
天童桜まつり
天童市野球場

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 ということで、ふらぶらの第30回です。
 収録はゴールデンウィーク前ですね。山形県天童市にて4/21.22に行われたイベントのレポートになります。この人間将棋については以前にもポロっと話題に出たことがありましたね。ちなみに僕は将棋はサッパリです。ハチワンダイバーとか3月のライオンは読んでるんですけどね(笑)。
 山形へのジャブどうでしょうか。お楽しみ下さい。

110622_1339~01.jpg 昨日5/17は、DJフラに誘われて池袋演芸場に、落語を聞きに行ってきました。
 『実力ある噺家さんたちからキャラ立ての仕方や、マクラから噺への導入や伏線の張り方などを感じ取って欲しいな』というDJフラの意図の元、楽しんで参りました。
 以下、感想などを。

【夜の部】
●落語 三遊亭しあわせ(前座)
同音や似た音の言葉による、とんちんかんな聞き違いと言い間違いの遣り取りが楽しみの肝。主人公たる男が「おせじ」を言って人様から一杯奢って貰おうとする話なのだが、どことなくとんちんかんに言葉を用いてしまい、相手を怒らせたり困らせたり。結局、門前の小僧は習わぬ経を読むが経の意味を知らないということなんだろうなあ。
主人公が「お世辞を言って酒を奢って貰う」という目的を持っており、それに対して導き手たるご隠居さんがいて「こういうお世辞がありますよ」「こう言うときにはこう言うものだ」といった方法を授け、送り出す。その後に『転』たる後半の盛り上がりたる、『子供が生まれたばかりの男と、主人公との遣り取り』があるのですが……。惜しむらくは台詞回しの江戸便が早口――なのはいいが、会場の反響を考慮に入れていなかったのか、主人公の高めに出す声が聞き取りにくかった。滑舌もあるのだろうが。緊張すると普通の人も、電話などで早口になってしまうことがあるが、アレなのかなあ。その肝たる部分が分かりにくく、サゲに至るまで急ぎすぎたのか、締めの部分は早口が顕著で、なにがどうなったのかが、実は未だに分からない(笑)。

●落語 金春亭小駒
話の構成が、
『キャラ付け』→『問題提起』→『解決1.2.3.4(小さな起承転結)』
これを大きな序破急で繰り返すタイプ。
話の展開が受け入れやすいぶん、ネタが活きてこないと期待はずれで終わりがち。洒落や駄洒落を主軸に、設定を振り回す系の話作りで、ネタ勝負であると正面切って戦ったは良かったのだが、やや尻すぼみ。
聞きやすい台詞回しも、「うん、自分ならト書きで説明省いてそのままカギカッコで並べるだけかもな」といった塩梅。受け入れやすいが、味が薄い。

●落語 古今亭志ん彌
身振り手振りに演技を交えて、「笑い」「女」というキーワードで分かりやすく「『違い』の話ですよ」という印象付けをして始まる演目。
飲んべえの親父が、息子と交わした男同士の禁酒の約定をいかにやぶるか、という前半の主軸があり、後半の主軸で息子が泥酔で帰宅してから遣り取りする後半の主軸がある。お互いの「飲む口実」「そこへの切り口」を、「違う口実」や「違う切り口」で正当化していく様が面白い。
話の中で出てきた「二升五合のお酒を~」というフレーズなのだが、この「二升五合(にしょうごんごう)」は「生麦大豆二升五合(なまむぎだいずにしょうごんごう)=南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」という民間に流行った厄除けのおまじないや、「一が一、そこに五合が半升、『ますますはんじょう 』」といっためでたい意味も隠されていたりして面白い。
最後は酔っぱらい同士の訳のわからんおわり方。あるよなこういうの(笑)。

●太神楽(だいかぐら) 鏡味仙三郎社中
いわゆる、染之介染太郎なアレ。曲芸。ジャグリングやバランス芸。
手や物に目が行きがちだが、俺はずっと足を観ていた。
べた足の親指つま先上げ(他の四指は踏み締め)で、緩く曲げた膝、腰、胸と、ひじょうに体幹がしっかりとしていて、武術的な体の動きをしていた。
ブレなく動くのは、体幹の鍛え方が違うんだろうなあ。ひじょうに力みが無い柔らかい、しかし強固な幹という印象。立派な芸であり術だよなあ。

――続きはまた次に書きます。

 ああ、ちなみに写真の自転車は盗まれたばかりの俺の自転車です。
 犯人には悔い改めるまで尿漏れする呪いをかけたぞ!

KC3Z0204.jpg AGJスタジオWEBサイトも、ついに3万HIT達成です。日々、DJフラとF5キーを叩いた甲斐があったというものです。これからも、AGJスタジオを宜しくどうぞお願い致します~!

 ということで話は変わりまして、昨日はちょっとした会合で動き回っておりました。
 写真は西新宿の「もうやんカレー大忍具」のカレーランチのもの。ひじょうに腹持ちの良い、美味しく健康的なカレーのお店です。カレー好きなら聞いたことも多いのでは? 池袋にもありますよね。ハンズ横のABCマートビルの横路地奥に。
 久しぶりにカレーを堪能し、渡す物を渡して、いろいろ話したり話を聞いたり。
 しかし昨日は気温が27度まで上がったとか!
 暑かった~!

 ということでまたまた話は変わりまして、本日は池袋演芸場に取材です。取材術に長けたDJフラに案内され、噺家さんたちの術を盗みに行ってきます。
 上手く活かしたいな。
 うん!

●ふらぶら 第29回

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■動画(ラジオの前に、こちらを先にご覧ください)■
屋台村のおばさんは英語が通じなかったのですが、ウェイトレスが通訳してくれて食事にありつけました@シーロム


第29回(タイ編その3)

DJフラの旅ラジオ『ふらぶら』第29回をお送りいたします。
まだまだ喋り足りないのですが、ひとまず3回に渡ったタイ編はこれでおしまいです。
個人的に17年ぶりの海外は、凄まじく快適なものになっていて驚かされました。特にインターネットですね。現地からTwitterも発信してましたし下調べも簡単。甥っ子は『おかあさんといっしょ』を観てくるくる踊っておりました(笑)
あの日と変わらず世界はとてつもなく広いけれど、確実に距離は縮まっていると感じた1週間でした。by DJフラ

■写真■
日本人観光客の強い味方、ウェンディツアー。カリプソーのチケットではお世話になりました
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「サバ弁と」を笑えるほどの語学力は僕にはありません(苦笑)
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2010年5月、焼き討ちに遭ったセントラルワールド。屋上部分に名残が?
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サイアムで見かけた、ほぼ唯一の洪水の痕跡
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トンローで人気の託児所。通信技術が進歩した今も、駐在員の奥様のネットワークには口コミが大きな力を占めているとか
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■アルバム■
バンコクの日本料理店

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 ということで、ふらぶらタイ編、その3です。ギリギリを攻める14:59という長さ。
 ラジオ内で触れていた、BTSのアルバムはこちらです。第27回の話ですね(笑)。
 そこに住む人のにおいというものが感じられると、西紀としても嬉しいです。
 タイという国を感じるには、やはりそこで感じた本人が伝える言葉や写真では伝え尽くせぬものがやはりあるでしょう。もし興味がわき、行こうかなと思いましたら、飛び込んでみるのも面白いかもしれません。――その際は、安全の確保はお忘れ無く。
 大戸屋のデリバリーかぁ。このパンフ、僕も見せて貰いましたが、「高級弁当」なんですよね(笑)。あと、タイの風習で「子供の頭をなでる」のはダメらしいですね。悪魔が入り込むっていわれて、忌避される行為みたいですよ(うろ覚えですが)。子供好きで、つい日本人なら頭を撫でたくなりますが、注意ですぜ!?
 最近はとみに海外に憧憬を抱いております。僕も折を見て必ず行きます。……え? オーロラみたいじゃないですか、北欧で。
 たいはないですよ(ぼうよみ)。