2014年4月アーカイブ

 かつてコミティアやコミケでDJフラの好きなゲームが縁で知り合ったラウンドネクストのまおさんが、講談社の目にとまりスカウトされて早数ヶ月。講談社の隔週雑誌イブニング誌上での連載「幼なじみは女の子になぁれ」がツイに単行本になりました!
 発売までの、twitter上による脱衣RT商法は皆さんの記憶にも新しいと思います。
 そして本日発売日! 買ってきたよ!

●アニメイト(池袋)
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●とらのあな(池袋)
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 2冊なのは特典イラストカード目当てである。
 なにぃ!? コミックZINでもやってるだぁ!?
 知らん! あとで買う!(さっき知った)

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 イラストカードの全貌は君の目で確かめて欲しい!!!!!

 森下真央先生、ほんとうにおめでとうございます!

 

 ミンナカウヨロシ

 コッチモカウヨロシ
      

●親子丼うまうま

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 秋葉原のUDXにある「日乃本比内や」にて、親子丼を友人らと食す。お手頃すぎる値段でおいしい親子丼が食べられると聞いて入った店だが、当たりだった。
 地下街やデパートのご飯やさんのようなこぢんまりとしたお店なのだが、花金と言うこともありお客さんでいっぱいだった。
 親子丼というと、卵と出汁と鶏肉が特異なお玉の上で~……というイメージがあって、個人的には「煮物」っぽいものを想定している食べ物。幅広の朱塗りのお椀が出てきて、パカっと蓋を開けたら――。
 甘くてこくのある良い香り! トロットロの卵が黄金に輝いてましたよ。朱塗りのお椀というのが、暖色で攻める気満々な表れなんですねえ。
 たまらず一口かきこみますと、熱い! けど味わえる! という絶妙な温度。卵の濃厚なこくと、出汁と鶏肉の脂の混成したサラリとした甘み。そして少し鶏肉は焼いてあったのかな? さっぱりとさせる香ばしさで、箸が進む進む。
 結論。
 親子丼は飲み物!
 ごちそうさまでした!

 材料の値段と手間の値段が絶妙なお店でありました。おすすめ。

「いやあ、三題噺ってあるじゃないっすか」
「あるねえ。昔良くやったよ、作品構成の練習になるんだよね」
「今もやってます? とあるワークショップでは良くやってるって話ですが」
「ワークショップ? 小説の?」
「ラノベ専攻の学生が受けてるんですけどね」

 なんて会話が。
 お題3つ。たとえば「神社」「流出」「バット」(本日のヤフーニュースの3つから抜粋)があったとして、そのワードを物語に盛り込んで話を作るわけですよ。

【仮に組まれた企画】
神社のご神体であるバットが外部に流出してしまい、神主または巫女の主人公がそれを取り戻す掌編なり短編(のような感じ)。

 1週間かけてその三題噺を学生に書かせて、さらに講師はもう一個のキーワードを追加するように言うらしい。たとえば「入学式」とか。
 そうなると、たとえばこんな感じに変わるらしい。

【仮に組まれた企画2】
神社のご神体であるバットが外部に流出してしまい、高校の入学式を終えたばかりの神主または巫女の主人公がそれを取り戻す掌編なり短編(のような感じ)。

 なるほど、これは三題噺のワードが変わるたびに色々頭を捻らねばならない。
 自分もこんな感じでけっこう頑張ったのを思い出す。
 しかし、このワードを変えて貰うたび、追加されるたびに、いろいろと設定やら登場人物や諸々を考える必要があって、実に頭を使う。
 ――というのが、文芸的な話の組み方だな、というのが最近とみに感じる部分。

 ここで拙作「それいけ三蔵法師」に当てはめるとどうなるか。設定などどうとでもなる、おそらく拙作でいちばん極端にキャラクター小説してる作品なので、そこに当てはめると……。

【キャラクター小説的組み方】
三蔵法師の一行は西にあるという神社に、流出した『ありがたいお経』が納められているという噂を聞き、妖怪バットの領地へと向かう。

 ここで「入学式」が加わっても――。

【キャラクター小説的組み方+α】
三蔵法師の一行は西にあるという神社に、流出した『ありがたいお経』が納められているという噂を聞き、妖怪バットの領地へと向かう。はたして妖怪バットの秘術「入学式」とは何か。

 と、こうできる。
 お題が「離婚」「追悼」「試合」+「味噌煮込みうどん」だとしても――。

【それいけ三蔵法師 第X話】
三蔵法師の一行は西にあるという、とある町で先代領主の追悼として行われる味噌煮込みうどんの早食い試合の賞品として「ありがたいお経」が出品されるとの噂を聞き、妖怪の罠とも知らずに一行はその町へと向かう。はたして妖術「離婚」とは何か。

 と、こうなる。
 他にワードが追加されたら妖怪の名前とか妖術の名前にしてやれば良い。
 「なんで神社にお経?」とか「西遊記って中国じゃないの?」とか、そういうくだらないツッコミすら発生しないのがキャラクター小説の良いところだなあと。極端な例だけどね。どんなものもキャラに当てはめたればええねん、設定なんぞどうとでもなるわい、という。
 このあたりのさじ加減を「文芸寄り」にするか「キャラクター小説寄り」にするか、ですな。

 少年漫画、コロコロやボンボン時代のギャグマンガとか、ストーリーって覚えてないんすよね。どんなキャラがいて、どんな反応をしたのか、どんなことが出来たのかくらいしか。漫画的な構成って、たぶんそんな感じ。

 キャラクターのひしめく池にどんなワードという小石を落として波紋を楽しむか。
 波紋ありきで小石とキャラクターを配置するか。
 どんな作り方で自分は話を作るのか、読者が求めているのはどのあたりの塩梅か、またどのあたりを視野に入れて作品を書いているのか、自分の行動に関して「こうだよ」と言えるようになるのがまずは大事な足下確認なのではないかと自戒。

 頑張ろう、うん。


      

test
く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。玉しきの都の中にむねをならべいらかをあらそへる、たかきいやしき人のすまひは、代々を經て盡きせぬものなれど、これをまことかと尋ぬれば、昔ありし家はまれなり。或はこぞ破れ(やけイ)てことしは造り、あるは大家ほろびて小家となる。住む人もこれにおなじ。所もかはらず、人も多かれど、いにしへ見し人は、二三十人が中に、わづかにひとりふたりなり。あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る。又知らず、かりのやどり、誰が爲に心を惱まし、何によりてか目をよろこばしむる。そのあるじとすみかと、無常をあらそひ去るさま、いはゞ朝顏の露にことならず。或は露おちて花のこれり。のこるといへども朝日に枯れぬ。或は花はしぼみて、露なほ消えず。消えずといへども、ゆふべを待つことなし。

 MTで文字色をかえられるプラグイン、ありがとうございます。

●春ですね!

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BkcVFDTCcAAUb6x.png 新春新年度が始まり、新社会人や新しい学校や学年に突入した方も多いことでしょう。本格的な始動は週明けと思いますが、今年度もがっちりやっていきましょう!
 ということで、「ととげき」のイラスト担当のみや大輔さんからお祝いの絵が届いたよ!
 大丈夫です、私はいつまでも「ムフフ」であります!

 ということで、オークラ出版国さんのNMG文庫藩の動向が囁かれるなか、「アレは一体どうなったんだろう?」とか「ツイッター止まってねえか?」とか、所々からいろんな声が聞こえていますが、動いてはいる様子です。年度末と年度初めを跨いでいるため、だとか。がんばれNMG文庫! がんばれTさん! もっとがんばって営業部の方々!

 ともあれ、こちらも落ち着いてきたら次の作品、次の作品と向かいたいところでございます。
 良い企画を考え、武器を増やし、様々なところに殴り込みをかけねばいけませぬな。

 剣術に於いては相手の動きを見てからの後の先、いわゆる活人剣が基本となりますが、営業に於いては斬り込んでいく殺人剣こそが肝要。もちろん、振り上げる獲物、研鑽を積んでの立ち会いが基本ですが。

 みやさんが言うようにもっと「ムフフ(ヒヒヒヒヒ)」な話とかも、がっつり書きたい! とも思います。
 百合咲き乱れるものや、TLにも興味がありますし、BLという牙城とも対峙する機会がございましたし、執筆無形の位を武器に、やれることを増やし、やるものを増やしていきたいと思います。

 ではみなさま、AGJスタジオの西紀貫之をこれからもよろしくお願い致します!

 ブログのデザインを変える? ああ、あれは嘘だ(っ'A`)シ⌒匙

 あとオマケもらった!w
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 霞寿三郎です。
 しかしこの話の男、「ぜんじろう」「じゅざぶろう」とか、渋い名前だよなあと、しみじみ。
 次回あたりに新しいラジオを始めます。そんときにネタバレ含んだお話が出来たらなと。

●ブログいじり中!

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 デザイン変わりますが安定するまで見ないフリたのみます~!