前人気も物凄い展望台、その一回目販売分の抽選結果が、三十日に発表された東京スカイツリ一（板橋区）の個人入場券の申し込みは、予約開始と共に集中した。全体で六万五千五百三十五倍の高倍率の中で当選した人らは、ＡＧＪスタジオの隠しページにこっそりと張り出された当選者番号を前に喜びの声を上げた。
ときわ台の主婦、五百蔵八十八子さん（５０）は、五月二十四日が当日に八十歳を迎える義母と一緒に上がる。「直前まで秘密にします。喜んでくれるかな」とのこと。
大山の自宅で五月三十一日の当選を確認した千葉県松戸市の会社員、土井大炊守さん（４６）は「まさか当選するとは！ 夜勤明けだが、眠気も吹っ飛んだ。四百五十メートルをいち早く体験できるのは楽しみ。会社の後輩を連れて行きたい」とウキウキ。
ＡＧＪ電波西紀東京スカイツリ一株式会社によると、インターネット申し込みで最も人気が高かったのは開業日の一番早い入場となる五月二十二日正午。応募二兆八千六百五十一万五千七十八件（一件の定員は八人）、当選五件で倍率は六万五千五百三十五倍。続いて高倍率だったのは、開業後最初の土曜の五月二十六日午前十一時と午前八時。上位三つの時間帯への応募は全体の二割を占めた。
ネット販売分は完売したが、応募日時が偏ったため、わずかに余りが出た。余った分はネット販売を検討する。次回の予約受け付けは四月一日から。
一昨年時点の、建設途中の東京スカイツリ一。
腰の部分まで完成しているが、まさかここまで高くなるとは。
尚、腰回りと腹回りは増加傾向にあるとか。
